【第13回】
ものづくり・現場力事例フェア

ニッポンの現場力、ここに集結!
2026220日(金) 横浜開催
主催:日本能率協会コンサルティング

ものづくりの最新改善事例をたっぷりと!

「第13回 ものづくり・現場力事例フェア」の開催が決まりました!
今回も現場改善、人材育成の優良事例が盛りだくさんです!


発表テーマが決まり次第、本サイトに掲載していきます。

基調講演 講演者決定!

石原 美幸
UACJ 取締役会長


1981年
住友軽金属工業入社
2012年
同社執行役員 生産本部副本部長
名古屋製造所副所長・設備部長
2013年
UACJ 執行役員 生産本部 名古屋製造所長
2015年
取締役 執行役員 生産本部副本部長
福井製造所長
2017年
取締役 常務執行役員 生産本部長
2018年
代表取締役社長 社長執行役員
2022年
代表取締役 社長執行役員
2024年
取締役会長
2025年
きんでん 社外取締役(現任)
開催日2026220日(金) 10:00 -17:00
会場:新横浜プリンスホテル(横浜市港北区新横浜3-4)

【参加対象】
工場トップから現場第一線の方まで
(経営者、生産担当役員、生産技術担当者、製造管理者、改善担当者、TPM推進担当者、人材育成担当者)

【参加料】
早割:22,000 円(税込)/ 1 名(2025年12月22日まで)
通常:27,500 円(税込)/ 1 名

◆参加者特典◆
当日の発表内容を収録した動画を後日視聴できます。
※同時刻の別会場での「見逃し事例」は後日視聴できますので、ご安心ください!

 同時開催 
「2026 ものづくり川柳大賞」表彰式

JMACが募集している「ものづくり川柳大賞」。ものづくり現場の喜怒哀楽を川柳に込めた楽しい作品が数多く集まります。その中から選ばれた入選作品をフェアの会場で表彰します。
(写真は前回のもの)


ものづくり川柳大賞の特設ページこちら

会場ロビーでは、「IoT7つ道具」の特別展示会も開催します。
ものづくり川柳大賞の表彰

事例発表企業 続々決定!
決まり次第、掲載していきます
(50音順 2025年10月21日現在)

アルテミラ
コーセル・本社工場
コーセル・立山工場
阪上製作所
サントリープロダクツ・天然水奥大山ブナの森工場
サントリープロダクツ・木曽川工場
GSユアサ
敷島製パン
住友林業クレスト・伊万里工場
武田薬品工業
デンソー・高棚製作所
那須ダイワ
古河電気工業
三井化学エムシー・柏原工場
リョービミラサカ
 
ほか

前回(2025年2月28日)のプログラムです。ご参考までに
第13回の詳細は、決まり次第、公開していきます。

12
「ものづくり・現場力事例フェア」
開催プログラム

10:00 - 10:05
開会あいさつ
小澤 勇夫(JMAC代表取締役社長)


10:05 - 10:20
「2025 ものづくり川柳大賞」表彰式
10:20 - 11:20
基調講演
”柵(しがらみ)” を越えてこそ
1991年からTPMをスタートし現在も継続中。長い活動のなかでの課題克服を紹介しながら、TPM活動継続によるものづくり改善の重要性について触れる。

金原 利道 氏(NITTAN 相談役)
1958年生まれ。1982年に日鍛バルブ株式会社へ入社。経営企画室や購買部等で事業拡大やその強化を担当し、2007年に取締役就任。総務担当・経営企画室担当・購買担当を経て、10年に取締役 製造統括部長兼NPM推進本部長。全社的改善活動であるNPM(NITTAN Productive Maintenance)活動を国内外で牽引。11年に常務取締役、14年に専務取締役。2015年に代表取締役社長。2022年4月に社名を「株式会社NITTAN」に変更。22年から代表取締役会長、24年相談役、同年秋黄綬褒章受章。
11:20 - 12:00
JMAC提言
工場スマート化の新・実践ガイド
〜部門を超えた連携で再加速せよ

毛利 大(JMAC デジタルイノベーション事業本部長 シニア・コンサルタント)
工場のスマート化を加速させる新たな視点を提言。個別の課題解決で進めてきたスマート化を統合し、全体最適を実現するにはどうすべきか。さらに、今年度新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務で作成した「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン」の概要と活用方法も紹介する

13:00-17:00 4会場で開催
事例発表  
※発表企業・事業場・テーマは12月11日現在。変更される場合があります。

A会場

13:00

13:35

A-1 ぐるぐる回し続ける循環型社会と自主保全 ~世のため人のためにエンドレス~

アルテミラ・大牟田工場
大薮 仁寿(大牟田工場)
砥上 栞太(同)

アルミニウム缶は何度でもアルミ缶にリサイクルできる地球環境にやさしい容器である。私たちは飲料用アルミ缶専業メーカーとして、グループ一丸となってお客様と夢のある未来を切り拓いていく。2012年度にTPM優秀賞を受賞してから社名や組織は変わったが、私たちは自主管理のサイクルを回すことにこだわり続けている。今回は、前半と後半に分けた、わかりやすい自主保全活動を回し続けて高めた「ものづくり・現場力」を発表する。




13:45

14:20

A-2 世界初の高速ロータリー型プリフォーム成型機、自営メンテナンス実現への道

サントリープロダクツ・榛名工場
牧之瀬 保行(製造部門(包装第1)・技師長)
山形 昇(同・PF製造グループ)

2016 年に世界初のインジェクション・コンプレッション成形機を導入したが、経年劣化に伴い、ヒーターのトラブルが増加した。これまでは、ヒーターの修理が非常に大掛かりであったため、メーカーに依頼していた。しかし、今回、自主保全サークルが対応できるような体制を整備し、取り組みを行った。



14:30

15:05

A-3 自主保全チームリーダーの育成

オリエンタルモーター・高松カンパニー 国分寺事業所
二宮 夏子( TPM推進担当課長)
大槻 香央理(相馬TPM推進役)

2020年度にモデル事業所として高松でスタートしたTPM活動。翌2021年度から、鶴岡・相馬・土浦の3拠点も加わり、全社の活動へと発展した。自主保全活動の展開をスピードアップさせるため『自主保全分科会』を開催し、各事業所の現場メンバーから選出した自主保全チームリーダーを育成している。全社横串活動として他拠点の水平展開を取り入れながら、ステップ展開を現場実践で学びあう活動を紹介する。



15:25

16:00

A-4 情報端末を用いた検査機調整手順補助機能作成

サントリープロダクツ・多摩川工場
矢野 隼人(製造部門・包装Dグループ)

ペットボトル飲料製造ラインで、品質検査項目の一つとして製品一本ごとにラベル不良判定を画像検査機で行っている。ラベルの製造ロットにより色彩の濃淡が微妙に異なり、良品にもかかわらず不良品として排斥してしまう事象が発生する。不良品流出防止のため、画像検査機の調整はオペレーターの十分なスキル、知識が必要となり誰でも調整できるわけではない。そこでサポートツールを自作し、誰でも濃淡調整ができる仕組みを構築した事例を紹介する。



16:10

16:45

A-5 段ボール印刷機故障ゼロへの挑戦 〜ねじ軸清掃・給油作業 こだわり改善〜

YKK AP・黒部越湖製造
後藤 健人(機能部品製造課 形材・製函ライン 製函印刷工程担当

黒部越湖製造所の製函ラインでは建材向けの段ボール製造をフレキソ印刷加工機にて行っている。ラインでは受注生産をしているが、設備は老朽により突発故障も少なくはない。故障は納期遅れになり、お客様に迷惑をかけかねないことから故障ゼロに向けた設備改善を実施した事例を紹介する。




17:00

A会場 事例発表のまとめ

守田 義昭(JMAC取締役 TPMコンサルティング事業本部長)

B会場

13:00

13:35

B-1 DXの継続的推進に連動した組織変革への取り組み ~CoE組織体制確立~

利高工業・滋賀工場
吉田 麻祐子(営業開発部 ヘッドチーフクラス)
奥村 真弓(営業開発部 チーフクラス)

全社的なDX活動推進により、あらゆる指標をデジタル化し情報共有をしている中、すべての間接業務担当者が「自分の仕事をなくす」というキーワードをもとに、間接業務DX活動を展開している。間接業務のDX活動推進に伴い、次のステップとして、CoE(Center of Excellence)組織体制の確立を目指している。間接業務の集中管理化を前提として、さらなる業務管理レベルの向上を目指したDX活動と、RPA導入によるDX活動の推進を発表する。




13:45

14:20

B-2 品質マネジメントシステムの継続的改善が生み出した現場改善力の成長

イーデーエム・テクノセンター第二工場
岡澤 美由紀(受託事業部・受託営業G)
木村 優太(同・受託品質保証Gマネージャ)

多品種少量の労働集約型生産である包装・表示作業の受託事業において、品質マネジメントシステムにこだわり、これを軸としたQCD一体型の改善のPDCAサイクルの定着を長く展開してきた。現場で考える改善のボトムアップと社長はじめ経営陣によるトップダウンから生み出される、改善を絶やさない現場づくりの成長の歴史と、昨今の改善事例を発表する。



14:30

15:05

B-3 作業者が実感できる目標管理の導入による造船職場の生産性向上

浅川造船

谷川文章(執行役員 経営戦略室長)

造船業の製造職場はモノが大きい、設備が大きい、作業場が広い、モノや作業の繰り返し性が低いといった特性によって、一般の製造業と比べて主作業率が低く、臨機応変の動きが半分以上を占める。そのため作業の標準化で能率を制御できる範囲が限定され、計画工数と計画期間に対する実績のバラつきが大きい。また潜在するムダも多い。本発表では、そのような造船職場の「臨機応変の動き」を「動機づけ」によって望ましい方向に誘導して生産性を向上させた事例を、昨年度フェアの続報として報告する。




15:25

16:00

B-4 会社一丸となったリーン・マニュファクチャリング活動
マレリ
藤井 義之(生産技術センター・Senior Director)

マレリではものづくりのロスをCost Of Poor Quality(COPQ)として6つのロス項目に定義づけしている。ものづくり部門だけでなく、人事、経理なども含む全社一丸となった活動としている。活動当初は実行に重きを置いた粗削りの活動ではあったが、これをどのようにスピードをもって全社一丸となって進化させているかを、経理部門や人事部門の具体例も含めて発表する。



16:10

16:45

B-5 DXツールを活用した無菌医薬品製造プロセス改善と改善マインド定着

武田薬品工業・大阪工場
分藤 雅紀(グローバル製造サプライ・大阪工場)
神田 貴仁(同)

当社の大阪工場では、無菌環境という厳しい条件下で医薬品を生産しており、近年のGMP要求事項の厳格化とともに設備やヒト起因の複雑高度な課題解決が絶えず要求される。それらの課題に対して、製造現場メンバーを中心とした設備や作業、環境改善を地道に推進する一方で、専門知識の高い人材を巻き込み、DXを最大限活用した改善と融合させた取組みを実践し、生産能力を向上させている事例を紹介する。




17:00

B会場 事例発表のまとめ

大谷 羊平(JMAC取締役 経営コンサルティング事業本部長)

C会場

13:00

13:35

C-1 コンプレッサー使用電力量の削減

リョービ・静岡工場
佐野 睦(工務課)

2050年までにCO2排出量を半減させなければいけない。2025年以降のカーボンニュートラルに向けた大型設備投資に備えるために2022年から3年間の省エネ活動で原資をためる必要があった。そこで工場内の使用電力量が多いコンプレッサーの電力量削減に取り組んだ。




13:45

14:20

C-2 環境貢献型企業を目指した私たちの職場の省エネ活動
   『オペレーターの私たちがおこなう環境貢献活動』


RP東プラ・関東群馬工場
白石 望(生産技術本部 シート関東生産部 シート生産課 課長)

関口 貴大(同・シート生産課)
後藤 真也(同)

昨今の海洋プラスチック問題、気候変動問題など環境問題への対応は私たちプラスチック加工メーカーにとって最重要課題となっており、『環境貢献型企業』を経営目標として掲げている。経営目標達成に向けて私たちの職場でなにができるか、オペレーターの私たちが作業をしながら気づいた電力のムダについて、現状の調査、解析をおこない、必要以上に消費されている電力の削減に試行錯誤しながら取り組んだ私たちの職場の省エネ活動を発表する。



14:30

15:05

C-3 「やればできる! 自主保全で行ったラインの整流化」
   ~レイアウト変更における生産工程の見直し編~

住友林業クレスト・静岡工場
平野 裕也(製造部 生産技術課 課長)
榎戸 俊哉(製造部 収納チーム 扉加工班 サークルリーダー)

扉加工工程において、NC加工機:2台・作業者:2名による「加工〜仕上げ〜検査〜梱包」作業で、加工タクトのバラつきによりNC加工機の停滞時間が長くなっていたため、作業の組合せを変更した。NC加工機:1台・作業者2名体制の工程に組み替えたことにより、作業効率改善を図った事例である。




15:25

16:00

C-4 製造部門におけるエンゲージメント向上活動

ヤマハ発動機・生産本部 製造統括部 車体製造部 中瀬工場
内山 敬輔(車体製造部 生産2課 工長)

初めに自分たちの共通目標、ありたい姿やビジョン、マインドなど、自分たちの北極星を明確にし、管理監督者を中心に議論を重ねて作成したものを働く全員と共有した。私たちの最重要項目は人財の価値向上であり、車体製造部で働くすべての人が活躍できること。そのために、働きたいと思う職場、憧れる職場をつくるという信念のもと、管理監督者を中心に、安心・安全な環境、自分たちの仕事の魅力向上(ヤマハの手)、スキルアップ、ローテーションの仕掛け、職場での対話機会の創出、休憩所、ロッカールーム、トイレなど職場環境改善に取り組んだ。




16:10

16:45

C-5 新体制構築!生産・検査の二刀流!
   ~工程の壁を取り払い、若手を活かす新時代の工程へ~
住友ゴム工業
清藤 忍(宮崎工場 製造第三課 大型加硫仕上検査班 職長)

改善が進んだ職場から、新たな問題職場に異動、時代が止まったままの職場に驚いた。同じ職場内に2つの工程(作る工程、検査する工程)があり、水と油の交流の少ない職場。普段は笑顔で話しているが見えない壁ができており、問題も多い。このような状況を刷新すべく、さまざまな課題に取り組んでいる事例を紹介する。





17:00

C会場 事例発表のまとめ

石田 秀夫(JMAC 取締役 生産コンサルティング事業本部長)

D会場

13:00

13:35

D-1 計量機における麦チョコの入れ目縮小(個別改善活動)

ロビニア
佐藤 美樹(第3製造部 係長)
神津 恋(同 主任)

TPM活動の一環として原料歩留まりの向上を目標とした。新しい設備に更新してから入れ替え前と比較をすると、計量誤差が少なかったことをきっかけに、さらに歩留まりを向上できないかを思案した。データ収集から最善の入れ目を見つけ、コスト削減に大きくつながった。




13:45

14:20

D-2 油剤調整ポンプの自主保全「混合比異常ゼロへの挑戦」


三菱ケミカル・富山事業所
沼部 賢奨

われわれが製造しているアセテート繊維に付与する油剤は、品質を決める重要な役割を担っている。この油剤を混合するポンプの自主保全活動を進めるうちに、グループ内で混合比異常をゼロにしたいとの熱意が高まり、個別改善に切り替えて取り組んだ事例を発表する。



14:30

15:05

D-3 裁断機の老朽化に伴う『油漏れ対策』及び改善による『作業時間の短縮』


阪上製作所・船橋工場
宮澤 栄規(船橋製造部 第三課 第三係)
中澤 英之(同)

裁断機の老朽化に伴う『慢性的な油漏れ対策』『設備の改善による生産性向上』『機械設備点検方法の明確化』を目的とした改善事例を紹介します。設備のメカニズムについてチーム内で勉強会を行い、理解を深めた上でアイデアを出し合い、改善を進めた活動となりました。




15:25

16:00

D-4 現場の力を引き出せ! 操業力向上による新規立ち上げ設備の安定処理体制の構築


エコシステム山陽
栗本 将成(操業一課)

本発表では、産業廃棄物処理工場の新規立上げ設備での処理体制強化について報告する。この設備での処理対象物はイソシアネートという物質で、処理する上で温度維持・雰囲気制御・循環の機能を備えた設備が必要である。新規設備のため運転管理員への教育が追い付いていない状況だったため、勉強会を実施するとともに設備の表示および手順書の改良等を行った。活動の結果、コスト削減を達成しつつ、24時間処理可能で安全な廃棄物処理体制を構築した。




16:10

16:45

D-5 構成要素展開に基づいた点検強化による故障件数削減


敷島製パン・犬山工場
外山 勝貴(設備課 設備係 係長)

犬山工場の食パンラインでは設備故障件数が多く、故障ロス以外にも、生産の遅延が原因による納期遅れを避けるため、他工場への生産依頼や物流手配等のロスが発生してた。そこで、点検漏れを確認するためのツールである構成要素展開をJMACコンサルタントに紹介してもらい同ラインの各設備で作成した。専門保全と自主保全の担当振分けの明確化、点検周期の見直し、点検箇所の漏れの防止による予防保全を行い、故障件数を削減した。




17:00

D会場 事例発表のまとめ

鐘ヶ江 克則(JMAC TPMコンサルティング事業本部副本部長)

JMA Consultants Inc.