第一線の研究開発者が集う国内最大級のR&Dマネジメントフォーラム
 開催日  2022526日(木
       ※見逃し配信:6月10日(金)〜8月26日(金)

       ※締め切りました

 時 間  全セッション 9:45~17:00
・JR線 秋葉原駅 中央改札口より徒歩2分
・つくばエクスプレス線秋葉原駅 A3出口より徒歩1分
・東京メトロ日比谷線秋葉原駅 2番出口より徒歩3分

行政指導に基づいて新型コロナ感染防止対策をしっかり行っている会場です。
・当日は受付にて検温させいただきます。
・ビル内空調により15分ごとにすべての空気が入れ替わります
・司会台や座席は間仕切りなどでソーシャルディスタンスを確保しています


 主 催  株式会社日本能率協会コンサルティング

 参加料  基調講演+ABCいずれかのセッション

講演
参加料(税別)
概要PDFお申し込み
会場参加+基調講演+いずれか
のセッション 
35,000円
ダウンロードお申し込みへ ▶︎ 
Zoom配信+基調講演+いずれかのセッション 
35,000円
ダウンロードお申し込みへ ▶︎ 
※お申込み頂いた方全員が「JMACTV」による見逃し配信で基調講演&全セッションの視聴ができます。
視聴方法等詳細につきましては、お申込み頂いた方に、改めてご案内させて頂きます。

※同業・個人の方はお断りする場合がございます

【note】
R&Dイノベーションフォーラムってどうやって始まったの?

【note】
第25回R&Dイノベーションフォーラム、どんなお話が聞けるの?

9:45〜10:00 開催の挨拶(JMAC)

10:00〜11:15 基調講演①

11:15〜12:30 基調講演②

12:30〜13:30 昼食休憩
           ※昼食については各自でおとりくださいますよう、お願い申し上げます。

13:30〜17:00 A,B,C 各セッション


基調講演 

未来を実装する
~社会の変え方のイノベーション~
東京大学 産学協創推進本部 FoundX ディレクター
馬田 隆明 氏

■講演概要
これまで多くの企業では、新たな顧客価値や社会価値を創出するために、如何に「テクノロジー」のイノベーションを行うか?を追究し続けてきたのではないかと思います。しかし、新しいテクノロジーが開発されても、それを受け入れて活用する社会の方も変えていかなければ、新しいテクノロジーが活きることはありません。テクノロジーが生み出す新しい社会、つまり「未来を実装」するためには、「社会の変え方」のイノベーションの方も重要です。
本フォーラムでは、テクノロジーの社会実装の方法論として、理想を示すインパクト、新しい技術の実装の際に気を付けるべきリスク、新しい秩序を作ってリスクを治めるガバナンス、社会全体の納得感を醸成するセンスメイキングをキーワードに、その考え方や事例を紹介します。
本フォーラムに参加される様々な企業のR&D部門の方々にとって、「未来を実装」する挑戦への一助となれば幸いです。




■略歴
University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフトでの Visual Studio のプロダクトマネージャーを経て、2016年から東京大学。東京大学では本郷テックガレージの立ち上げと運営を行い、2019年からFoundXディレクターとしてスタートアップの支援とアントレプレナーシップ教育に従事する。スタートアップ向けのスライド、ブログなどで情報提供を行っている。著書には、『逆説のスタートアップ思考』、『成功する起業家は居場所を選ぶ』、『未来を実装する』などがある。

オープンイノベーションを基盤とした
データ駆動型新well-being社会システムの実現
弘前大学大学院医学研究科附属健康未来イノベーションセンター副センター長・教授
村下 公一 氏

■講演概要
弘前大学では、日本一の短命県・青森県という社会課題解決のため、2005年から17年間住民健診を機軸とした「岩木健康増進プロジェクト(大規模住民合同健診)」を展開し、世界に類例のない健常人の超多項目(3000)健康ビッグデータを蓄積し、大きな注目を集めている。文部科学省革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)の採択を受け(2013)、AIを駆使した健康ビッグデータ解析による革新的な疾患予兆法・予防法の開発、この成果を活かした社会実装(事業化)に向けての取組を企業と共に多角的に展開している。一般市民や地元中小・大手企業を含む産学官金民すべてのステークホルダーがそれぞれの活動を多様に展開し、健康研究及び健康増進活動のオープンイノベーション・プラットフォームをリアルに構築した。高齢者の健康寿命延伸、医療費の削減等、最終的にはQOL向上を実現し、地域の産学官民が一体となって健康ビッグデータと最新科学がもたらす「健康長寿社会」を達成し社会課題解決と経済活性化の同時実現を目指す。
本講演では、AI疾患発症予測モデルなど、これまでの成果を総括すると共に、ポストCOIに向け、包括的リアルワールドデータ(RWD) をベースに、まさにSociety5.0の世界観を具現化する新たなヘルスケアデジタルツイン戦略の全貌を明らかにする。

■略歴
青森県庁、ソニー、東大フェロー等を経て2014年より現職。弘前大学COI拠点では副拠点長(戦略統括)として産学連携マネジメントを総括。文科省他政府系委員等多数。内閣府「第1回日本オープンイノベーション大賞」内閣総理大臣賞受賞(2019)。第7回プラチナ大賞・総務大臣賞受賞(2019)。第9回イノベーションネットアワード・文部科学大臣賞受賞(2020) 。専門:地域産業(イノベーション)政策、社会医学

Aセッション

「筋電計測で社会を変える~ "自分ごと"からの挑戦」

アルプスアルパイン株式会社 開発部 開発4グループ
筋電システム開発リーダー
伊藤 隆幸 氏

■講演概要
顧客視点で“コトを創っていく”新事業創出プログラムへの参加が、「社会課題を“自分ごと”として、技術で解決したい」挑戦意欲に火を付ける。自身の趣味も高じて『健康寿命延伸のための運動継続支援』ニーズに着目、トレーニング中の筋活動の可視化・モニタリングが“筋疲労によるケガ防止”など新たな価値に繋がる仮説を立てた。
筋電計測・解析に詳しい大学との共同研究を経て実現性に目途が付き、試作品開発とマーケティング活動を重ねる中、女性特有の健康課題解決を支援するトレーニングシステム「ペリノス™」の提案に至る。社内初のクラウドファンディング挑戦や地方自治体との実証事業など、これまでの取組みを紹介。




■略歴
1990年 アルプス電気株式会社(現アルプスアルパイン株式会社)入社        
     民生機器操作パネル製品設計担当
1999年 Note PC用キーボード新規開発、製品設計担当            
2008年 PC周辺部品製品設計担当                
2011年 透明タッチパネル製品設計担当            
2014年 車載用製品開発担当              
2017年から現職 筋電システム開発を担当


冷えとフレイルへ独自のアプローチ
~超多項目ビッグデータ活用による未病状態の改善~
クラシエホールディングス株式会社 経営企画室
R&D戦略推進チーム・チームリーダー
稲益 悟志氏

■講演概要
クラシエグループではCrazy Kracieを掲げ世界を夢中にさせる百年企業を目指し、3つの事業領域、トイレタリーコスメティクス、薬品、食品事業を展開しております。
現在、既存の事業研究の枠を超えて総合力向上を目指し、グループ横断型の基礎研究チームを立ち上げてオープンイノベーション活動を推進しております。
その活動の一環として、弘前大学健康未来イノベーションセンターに共同研究講座を設置、超多項目ビッグデータを活用することで、東洋医学において万病の元とされる冷えを起点にフレイル予防の早期介入ポイントを明らかにすることを目指しております。
本講演においてはビッグデータ解析から得られた冷えに関する最新の知見を紹介するとともに、健康であり続けるためにクラシエグループが目指していく姿を紹介いたします。

■略歴
1996年 九州大学大学院理学研究科修了、同年、鐘紡(株)入社
2007年 クラシエホームプロダクツ株式会社に社名変更
2015年 クラシエホールディングス株式会社、経営企画室R&D戦略推進チームリーダー(現職)
2018年 弘前大学大学院医学研究科 特任助教(現職)
戦略的植物素材シーズを活用した『健康寿命延伸に向けた生活改善型ビジネス』による
予防市場領域参入への研究活動を推進

Bセッション

ゼロエミッションに向けた海運業の取り組み
~船舶による大量輸送は
どのようにサステナビリティと向き合うか~
株式会社商船三井
技術革新本部 技術部 ゼロエミッション技術革新チーム チームリーダー

大西暢之 氏

■講演概要
パリ協定発効以降、世界の物流を担う海運業界においても温暖化防止に向けた動きが高まり続けています。国際海運では2050年に船舶からのGHG排出総量を2008年比50%で削減することを目標として掲げておりますが、当社ではさらに踏み込んで2050年ネットゼロエミッションを目標に設定いたしました。
本講演では海運をサステナブルな産業にし、脱炭素社会を実現するために海運を取り巻く環境やその中での当社のネットゼロエミッションに向けた取り組みなどについて紹介いたします。中でも再生可能エネルギーである風力を推進力に活用する、
“ウインドチャレンジャー”を取り上げ、社会課題起点のプロジェクト推進について紹介します。

■略歴
2002年 入社
2016年 韓国駐在LNG船サイトマネージャー(建造責任者)
2018年 現職 海運のGHG低減、ゼロエミッション化に取り組む


SDGs達成に向けた社会課題解決のためのイノベーション技術開発
  ~ドライファイバーテクノロジーの応用による

循環型経済の実現と環境配慮型のものづくり提案~
セイコーエプソン株式会社 執行役員
技術開発本部  本部長(CTO)
市川 和弘 氏

■講演概要
エプソンは創業時から環境を大切にし、経営理念にもその思いが込められています。環境ビジョン2050実現に向け、従来の歩みに加え、新たな取り組みも始めています。循環型経済の一端を担えることを目指して開発した、乾式製紙機「PaperLab」と、コアとなる技術のドライファイバーテクノロジーの今後の応用展開について紹介します。また、 インクジェット・センシング・生産技術等、エプソンの固有技術を活かした「環境配慮型のものづくり」への取り組みにも触れ、社会の変化や課題に対して認識を共有する皆様との共創も模索して行きたいと考えています。



■略歴
1982年 現セイコーエプソン入社。新規事業開発に従事し、レーザープリンターの開発を経て、
2011年から乾式製紙技術、ドライファイバーテクノロジーの開発に着手
2016年12月 乾式製紙機「PaperLab」を商品発表。2017年より技術開発本部副本部長、
2020年4月より現職。

Cセッション

日本型ニューロダイバーシティの実現に向けて
 ~R&D部門からはじめる脳・神経、
認知の多様性活用のススメ~
Neurodiversity at Work 株式会社 代表取締役
一般社団法人子ども・青少年育成支援協会 共同代表
日本ニューロダイバーシティ研究会 発起人

村中 直人 氏

■講演概要
ニューロダイバーシティとは脳や神経、認知(情報処理)など、個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、活かしあっていこうとする考え方を指す言葉です。もともとは発達障害当事者の社会運動のなかで生まれた言葉ですが、近年では脳・神経科学や認知科学の発展とともに、すべての人の個人差を科学的に理解する視点としても関心が高まりつつあります。
本講演では、すべての人が多様性の持ち主であるというニューロダイバーシティの本来的意味に則った「日本型ニューロダイバーシティ」の可能性と魅力についてお伝えします。加えて、ニューロダイバーシティの活用について、“煉瓦モデルから石垣モデルへ”といったマネジメントの転換という観点から、R&D現場のマネジメントや新価値創出への適用可能性についてお話します。

■略歴
臨床心理士として公的機関での心理相談員やスクールカウンセラーなど主に教育分野で勤務し、発達障害、聴覚障害、不登校など特別なニーズのある子どもたち、保護者の支援を行う。支援を行う中でニーズに対する支援の少なさを実感し、一般社団法人 子ども・青少年育成支援協会の設立に参画。あすはな先生事業の立ち上げに従事し、特別なニーズのある子どもたちや保護者への支援活動を多数実施。現在は神経学的な多様性に着目し、脳・神経由来の異文化相互理解の促進、および学びかたの多様性が尊重される社会の実現を目指して活動。また、発達障害サポーター’sスクールの運営を通じ、全国に正しい知識を持った理解のある支援者の育成にも力を入れている。
主な著書:『ニューロダイバーシティの教科書』(金子書房)、『〈叱る依存〉がとまらない』(紀伊國屋書店)、『ラーニングダイバーシティの夜明け』(そだちの科学(日本評論社)にて連載)