■講演概要
エプソンは創業時から環境を大切にし、経営理念にもその思いが込められています。環境ビジョン2050実現に向け、従来の歩みに加え、新たな取り組みも始めています。循環型経済の一端を担えることを目指して開発した、乾式製紙機「PaperLab」と、コアとなる技術のドライファイバーテクノロジーの今後の応用展開について紹介します。また、 インクジェット・センシング・生産技術等、エプソンの固有技術を活かした「環境配慮型のものづくり」への取り組みにも触れ、社会の変化や課題に対して認識を共有する皆様との共創も模索して行きたいと考えています。
■略歴
1982年 現セイコーエプソン入社。新規事業開発に従事し、レーザープリンターの開発を経て、
2011年から乾式製紙技術、ドライファイバーテクノロジーの開発に着手
2016年12月 乾式製紙機「PaperLab」を商品発表。2017年より技術開発本部副本部長、
2020年4月より現職。