R&Dイノベーションフォーラムは、企業の技術・研究開発の変革をリードする方々に対する情報提供と交流を目的に年1回開催をしています。
本年度は「R&D人材育成」がテーマです。

「育成する時間がとれない」という声をよく耳にするようになりました。ものづくり企業において、技術・開発部門の役割変化や技術力の強化、ベテラン世代の退職等を受け、人材育成は重要な課題です。

一方で、人口減少による採用難や、働く価値観の変化による指導方法の難しさ、離職リスク向上等、人材にまつわる環境は厳しさを増しており、今、人材育成においては二重苦といってもよい状況です。

この状況を打開し、活き活きと成長していける技術・研究開発部門の育成のあり方とは何か?を考えます。
 開催日  2024122日(月)

 時 間  講演 13:00~17:00/交流会 17:00~19:00
 定 員  50名

 主 催  株式会社日本能率協会コンサルティング


 会 場  WITH HARAJUKU HALL

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前一丁目14番30号

・JR山手線 原宿駅より徒歩1分
・東京メトロ千代田線/副都心線 明治神宮前(原宿)駅より徒歩1分
・東京メトロ銀座線/半蔵門線/千代田線 表参道駅より徒歩7分


 参加料  13,200円(税込)/人 (交流会・消費税込み)

※申込締切:2024年11月25日
※恐れ入りますが、個人・同業の方のお申込みはご遠慮いただいております。
【申込締め切り:11月25日】
12:30~13:00 セミナー受付開始

13:00~13:20 R&Dイノベーションフォーラム開始のあいさつ

13:20~14:20 基調講演
金沢大学 教授 金間大介氏
先生が求める答えを提供する若者たち~価値づくり人材育成の課題と方策~

14:20~14:35 休憩

14:35~17:00 提案と討論
「新事業を生み出せるR&D人材のありたい姿とタイパ時代の成長シナリオ」
R&Dサミットメンバー/JMAC

14:35~14:50
R&Dサミットの検討概要のご紹介とR&D人材成長ドラマ(JMAC)
14:50~15:30
サミットメンバー各企業でのこれまで・今・これから・次の一歩のご紹介(サミットメンバー)
15:30~15:40
休憩
15:40~16:40
参加者によるグループワイガヤ
  • 自社の取り組み・悩み
  • 今日の気づき
  • 質問したいこと・疑問
16:40~16:55
全体質疑
16:55~17:00
おわりに


17:00~18:30 交流会(飲食あり)

※R&Dサミットとは

技術・研究開発に携わる皆様と共に、「R&Dマネジメントに関する提言・R&Dマネジメントに関するビジョン・シナリオ」を議論する場です。

2024年度は5社よりご参加いただいております。

大和紡績株式会社 技術・開発本部 本部長 薄井義治 氏
株式会社 ジェイ・エム・エス 前研究管理部長 部長 中川宜明 氏
サッポロビール株式会社 原料開発研究所 所長 保木健宏 氏
株式会社椿本チエイン DX技術開発部 部長 永安哲也 氏
株式会社島津製作所 基盤技術研究所 みらい戦略推進室 企画グループ グループ長 広瀬竜太 氏
サミットメンバーの皆様と「タイパ時代におけるR&D人材育成」をテーマに議論を重ねており、その内容をイノベーションフォーラムでご紹介させていただきます。

基調講演

先生が求める答えを提供する若者たち~価値づくり人材育成の課題と方策~

金間 大介 氏

金沢大学融合研究域融合科学系教授、東京大学未来ビジョン研究センター客員教授、一般社団法人WE AT副代表理事、日本知財学会理事。

 横浜国立大学大学院 物理情報工学専攻 博士後期課程修了、博士(工学)。バージニア工科大学大学院Visiting Scholar、文部科学省科学技術・学術政策研究所研究員、北海道情報大学准教授、東京農業大学准教授を経て現職。専門はイノベーション論、モチベーション論など。

主な著書:
『静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと』(PHP出版)
『イノベーションの動機づけ――アントレプレナーシップとチャレンジ精神の源』(丸善出版)
『イノベーション&マーケティングの経済学』(共著、中央経済社)
など多数

提案と討論

「新事業を生み出せるR&D人材のありたい姿とタイパ時代の成長シナリオ」


当日の提案と討論内容 (詳細については変更の可能性もございます)


提案
タイパ時代のR&D人材成長物語(映像)
  • 新事業創出におけるR&Dとしての役割
  • 「イノベーション」のもつ特性にどう向き合うか

討論テーマ:生産性の高い人材育成とは

① メンバーの育成
技術領域や役割の多様性を背景に、「教える」ことがより難しくなっている中で、自発性をどのように高めることができるか、どの程度期待してよいのか

② テーマリーダーの育成
「とりあえず出す」のではなく、キャズムを超えるテーマ設定ができる人材には何が必要か、どのように高めることができるか

③ R&Dマネジメントによる環境整備
R&D人材が安心して活躍できるために、経営とどう向き合い、R&Dとしては何を整えるべきなのか